同じ”赤み”でもちょっと違う?
酒さと脂漏性皮膚炎について
日々のスキンケアが大切
酒さにしても脂漏性皮膚炎にしても、症状を悪化させないためには日々のスキンケアが大切になります。
ただし間違ったケアは症状を悪化させることがあるので注意が必要です。
酒さは皮膚の乾燥を避けることで症状の改善がみられることもあり、適切なケアアイテムを使うことで症状の悪化を防ぎ、初期段階であれば改善を目指すこともできます。
脂漏性皮膚炎も軽い症状であれば皮脂量をコントロールするなど適切なケアで、同様に悪化を防いだり改善を目指すことができます。
ただし、どちらも菌が関係する場合は、油脂分を含む化粧品は菌を増殖させてしまう可能性があるので避ける必要があります。油脂分を含まずに高保湿な化粧品を選ぶことが大切です。
クリーム基材の製品は油脂分が含まれていることが多いので、普段から使っている場合は一度使用をやめてみるのもおススメです。
経験豊富な皮膚科の専門医であれば詳しい判定により酒さと脂漏性皮膚炎の区別ができることもあるので、心配であれば皮膚の専門医に相談したうえで、正しいケアの仕方をアドバイスしてもらいましょう。