あなたも危ない？！
赤ら顔（酒さ）になる原因について解説！
ほとんどの人は、一日のうち一度は自分の顔を鏡で見る機会があると思います。
すっぴんの状態で観察し、以前よりも何となく顔の一部が赤くなっているような気がしたら注意が必要かもしれません。
生まれつきの要因もありますが、後天的な要因でも赤ら顔になることがあるので、原因を捉えた対処が必要になります。
原因と考えられている要因は大きく次の3つです。
・外部刺激への過剰反応
・慢性的な炎症と色素沈着
・バリア機能の低下で悪循環に
本章ではこれらの原因について詳しく解説していきます。
外部刺激への過剰反応
細かく見ると赤ら顔の原因は千差万別なのですが、大きく見ると刺激に対する過剰反応が主なきっかけになります。
紫外線や花粉、間違ったスキンケアなどによって外的な刺激が加わると、皮膚は炎症を起こします。炎症自体は皮膚が正常な状態に戻るための免疫反応なのですが、これが暴走することで赤ら顔の悪循環が始まってしまいます。
暴走する原因には遺伝やストレスが指摘されていますが、残念ながら詳しいことは分かっていません。
慢性的な炎症と色素沈着
免疫の暴走が生じると、肌は慢性的に弱い炎症状態に。
炎症状態では刺激を排除するために血行が促進され、肌は赤く見えます。
また、紫外線等から肌を守るメラニンも蓄積し、色素沈着も進んでしまうことに。
もともと色白の方では、これらの影響が分かりやすく表れます。
肌を守るはずの炎症反応が、かえって肌を傷つけてしまうのです。
バリア機能の低下で悪循環に
炎症が慢性化することで肌の角層は弱く、薄くなり、バリア機能が低下します。
中には皮膚科を受診した時点で角層がほとんど確認できない人もいるそうです。
バリア機能が低下した肌はさらに刺激に過敏になり、炎症の悪循環に陥ります。
これが、多くの赤ら顔に共通する概要です。
では、この悪循環からはどうしたら抜け出せるのでしょう。
まず第一には、悪循環の発端となっている刺激を避けること。
そして刺激に負けないバリア機能を再構築することです。
次の章から、その方法を具体的にお伝えします。
